平成13年度:大江町立本郷西小学校
         第3,4学年・学級通信は く し ゅ
    bP34   2002.1.23
 
道徳:1.17 その2
 
 ◇前回の続きです。
 まずは、「阪神大震災についての発表」からスタートしました。
  ・7年たった今でも・・・。
  ・たくさんのボランティアが・・・。
  ・仮設住宅で・・・。
  ・300万円寄付した人・・・。
 その後は、スクリーンを見ながら、問いに予想で答えながらの授業でした。
 
 阪神大震災でストップしてしまったものは何でしょう。
 
  ・道路  ・電車  ・バス  ・時計
  ・人の命  ・仕事  ・生活
  ・電気   ・ガス  ・水道
 電気(1/23)→ガス(4/17)→水道(4/20)の順に復旧していったことを話しました。それぞれの技術を持った人たちの、昼夜を徹しての苦労があったはずです。 
 
 阪神大震災を外国の人が見て、自分の国では考えられないことだと強く印象に残ったことは何でしょう。  ※提示した資料へ
 
 これは難しかったようです。
  1 暴動が起こらなかったこと。
  2 物資の配給の時などに、行列ができたこと。
  3 総理大臣の到着が、地震から三日後のことだったこと。
 1と2は、日本人のすばらしさを感じます。3は、ちょっと残念なことでした。
 「水をもらう時の話」「ペットの話」「6年生のボランティアの話」と続きました。 ※提示した資料へ
 
  あるボランティアに駆けつけた人のことです。初めて「ボランティアができた!」と実感できたのは、赤ちゃんのために何をすることができたときでしょうか。
 
 「ミルクを飲ませてあげた」「遊んであげた」という予想が出されました。・・・・正解は、「赤ちゃんのおしりを、洗面器に入れたお湯で洗ってあげた時」なのだそうです。
「きたない!」
という声が出ました。紙おむつも、水も、何もかも十分でない状態だったのです。きっときっと、ものすごく感謝されたことでしょうね。
 最後に、「ボランティア元年」「緊急国際援助隊」の話をしました。
「いつか、機会があったら、自分もボランテ ィアをしてみたい人?」
と聞くと、みんなが手を挙げていました。
 
《K君》
(前文・省略)6年生がボランティアをしていたと聞いて、すごいと思いました。
 うちではペットを飼っているので、地震はいやです。それに安楽死させるんだったら、いっしょに外でくらして雪を食べています。周囲の反対をことわってでも。
 僕は、ボランティアは、ぼ金したことぐらいしかありません。だから、今度は知らない人にも声をかけてあげたり、もちろん、分かる人にもです。
(中略)僕は、阪神大震災の勉強をして、また一つ、広い心を身につけたような気がしました。
 
◇いっつも、超長い感想を書いてるK君です。省略して載せました。

「同時進行の道徳授業」へ